剣・立山
剣岳:標高2998m、岩の殿堂としてあまりにも著名です。高さでこそ3000mにわずかにおよびませんが、峻嶮という言葉はまさにこの山のために用意されたかのようで、近くで見るとその迫力に圧倒されます。

立山:ご存知日本3名山のひとつです。立山神社がある主峰の雄山が標高3003m、最高峰の大汝山は3015mと、3000mを越える峰が2つあります。眺めて良し、登って良し、周囲を散策するのも良し、誰でも訪れることが出来、そのすべての人を満足させてくれる本当に豊ですばらしい山ですね。
 



99.11.19〜21. 初冬の立山(ありみねぐち〜あわすの付近、弥陀が原、天狗平、室堂、室堂山)
NikonF5、F3/T、AiAF28-70/3.5-4.5D、80-200/2.8DNew、×1.4テレコン; E100VS、CPL(一部のカット);三脚使用; (前半の18カット、たいら)

CanonEOS-1N、Tamron28-300/3.5-6.3;E100VS、CPL(一部のカット);三脚使用; (後半の8カット、おと)

 ようやくまとまった雪が降ったと聞いて、9年ぶりに出かけました。天気は幸いにも晴れ。谷筋などの深いところは1m、弥陀が原〜室堂付近は50cmほど積もっていました。チャンスがあったら剣が眼前にみえる剣御前ないし別山に登るつもりでいたのですが、現地についたら準備不足とわかり断念しました。今回の積雪では6本爪以上のアイゼンと輪かんじきが必要でした。なお室堂周辺は革の軽登山靴+スパッツ+4本爪アイゼンで歩くことができました。

 立山登山道路は11月23日で閉鎖になり、開くのは 4月下旬の予定だそうです。


90.08.03〜06. 剣・立山盛夏(剣沢、前剣、立山別山、内蔵之助小屋、立山室堂)
Minoltaα-5700i、α28-135/4-4.5、REALA(旧)、手持ち、一部三脚使用


 89年に15年ぶりに夏山登山に復帰し、手始めに立山と大日岳に登りましたが、このときは3日間雨の中で過ごしました。翌90年、音(おと)と2人での再訪問となりました。室堂から雷鳥平、別山乗越を経て剣沢から剣岳を往復し、別山乗越にもどって別山から立山本峰を縦走し、室堂に下りました。剣・立山の最も安全な一般コースでしたが、4日間快晴に恵まれ、剣・立山の夏を満喫させてもらうことが出来ました。
 upした写真はこの時撮影したものの中から選んだものです。撮影から9年経って少し褪色していたフィルムをLS1000でスキャンし、フォトショップで当時に近い色調に再生しました。