mp21撮影会から



吉岡美穂さん-4 
NikonF5、AF-S80-200/2.8D;RMS;手持ち; L:サン・スタジオ (たいら)
 いまや超人気タレントになった吉岡美穂さんの写真をupするのもなかなか難しくなりました。彼女がRQとしてデビューしたての頃から時折撮らせてもらっていて、心の中では応援していたつもりの身としては大変嬉しいのと同時に、いささか寂しくもあります。 でもいつも絵になるひとです。

 ますます発展されるよう、また元気で美しく過ごされるよう祈っています。


吉岡美穂さん-3  mp21甲子園プール水着撮影会にて 
NikonF5、AF-S80-200/2.8D;2-RAP、5-RMS、3-SP400;手持ち;(前の10カット)
LeicaR8+Talbergスクリーン、Apoズミクロン180/2;2-SP400、2-RMS、1-RHPIII、2-RMS;一脚使用;(後の7カット); (たいら)


 今回は、吉岡美穂さんをはじめとしたタレントやレースクイーンのみなさん10名がモデルになり、水着の他に、レーシングスーツや浴衣姿、モデルさんからのプレゼント抽選会まで企画しての大撮影会でした。午前1部、午後2部の3部で、各100名以上の参加があったようです。みなさん(私も)この撮影会を楽しんでいました。
 まだ梅雨が明けていなかったので気になった天候も、この場の方々の気にお天道様の気が合ったせいか、見事に好天になりました。 午後はほとんどピーカンになりましたが、午前中は程良く雲もあり、恵まれた撮影会でした。

 モデルのみなさんは、暑い中で気力を振り絞ってがんばっていただき、本当にありがとう、またお疲れさまでした。



 今回はモデル撮影と合わせて、2種のボデーと2本のレンズとフィルム7種(ネガ2種、ポジ5種)を持ち込み、午前中はF5+AF-S80-200/2.8Dによる押さえのカットの撮影と発色テスト、午後はR8+Talbergスクリーン+R180/2によるポートレートの試写兼本番兼ピントテストおよびフィルム毎の発色テストを行いました。
 ポートレートではこれまではネガ中心で、ポジはトレビ100、RMS、RAPをたまに使う程度でしたが、今回のテストでは、色補正フィルタは使用していませんがフィルム毎の差が大きく、また写真雑誌等で見かけるフィルムテストの記事などから想像していたものと全く異なる発色のフィルムが多く、びっくりさせられました。

 今回の結果からは肌色の再現についてはRMS>RAP>>RDPIII=E100VS>>>>RHPIIIといったところでした。R180+RMSが程よいピンクで最も好みに合い、ついでAF-S80-200+RAPが濃厚な発色ながら全体的なバランスがとれ、E100VSは2本のフィルムの発色が、1本は肌色がオレンジよりに振れ、もう1本は自然な発色 とわかれたため今回は判断留保、RDPIIIは黄色系が抜けてやや白っぽい発色になり、RHPVはくすんだような色で最悪、女を綺麗に撮りたいときはちょっと使えないな と言ったところでした。
 CD-ROM入力はサカタラボに依頼しましたが、ネガを含めるとPro400がベストでした。


 R8+Talbergスクリーン+R180/2のピントは今回のような相手がすぐに動いてしまう場合でも合焦率30%程度になり、通常のポートレートなら65%は期待できそうです。


吉岡美穂さん-2  
NikonF5、AF-S80-200/2.8D; Fuji Pro400、RAP; 手持ち; L:サン・スタジオ  (たいら)

 この日の北條敬子さんはニコパチだけではなく、参加者の要求に応えていろんな表情を見せてくれ、大変撮り応えがありました。 吉岡美穂さんは、最近アンダーウエアメーカーのTVキャンペーンに採用されたり大活躍ですが、この日も写真集が発売されて間がなかったせいか、特に溌剌していたように感じられました。 楽しい撮影会でした。


吉岡美穂さん
NikonF5、AiAFDC135/2D、AiAF80-200/2.8D(New)、AF-S80-200/2.8D; ソフトンII(一部のカット); Fuji Pro400、Superia400; 手持ち; L:サン・スタジオ  (たいら)