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3.速聴による英会話・外国語会話習得方法 - その核心8ステップ (田中考顕・原田清隆「聴覚刺激で英語は必ず聞き取れる!」きこ書房刊 から抜粋)
①外国語テキストを見ずに日本語訳を読み、そこに書かれている情景を想像する。 ②テキストを見ないでノーマルスピードの音声を聴き、①の情景を思い浮かべる。 テキストを見ないことにより、本物の外国語が脳に入ってくる。 3回ぐらい繰り返し聴く。 ③テキストを見ながらノーマルスピードの音声を聴く。 テキストを見ないで聴いたとき聴き取れなかった部分を聴き取り、発音や単語の 意味をつかむ。 わからない単語は辞書で調べ、いま聴いている文を完全に 理解する。 3回ぐらい繰り返し聴く。 ④テキストを見ながら2倍速を聴く。 2倍速の音声に合わせて、テキストの文字を目で追う。 うまくできなくとも焦る必要はない。 5回ぐらい繰り返す。 ⑤テキストを見ないで2倍速を聴き、①の情景を思い浮かべる。 目をつぶって2倍速を注意深く聴く。 ④により2倍速の外国語がある程度聴き取れるようになっていたら、最初に2倍速を 聴いたときよりはっきり聴き取れる。 テキストの外国語を思い出すのではなく、耳に入ってくる外国語をそのまま受け止め るように聴き、①の情景を思い浮かべる。 3回ぐらい繰り返す。 ⑥テキストを見て3~4倍速を聴く。 ほとんどは何を言ってるのか聴き取れない。 これにより、出来はじめた外国語脳に負荷をかけてより早く鍛えあげる。 意識を集中して音声を聴きそれに合わせてテキストを目で追う。 目は自然に動かすようにする。 10回ぐらい繰り返す。 ⑦テキストを見ないで2倍速を聴く。 できるだけ意識を集中させ、正確に聴き取るようにする。 日本語を忘れ、外国語を聴き、いま聴いている外国語から直接に情景を思い描く。 2倍速の外国語が正確に聴き取れるようになれば、ノーマルスピードの外国語は楽に 聴き取れる。 3回ぐらい繰り返す。 ⑧音読をする。 ノーマルスピードの外国語を聴きながら、聴こえるままの外国語を話してみる。 やや大げさに真似るほうが効果が上がる。 自分の発音が少しでもおかしいと感じたら、すぐに矯正して繰り返してみる。 はっきり聴こえるようになれば、自分が発した外国語が少しでも間違っていれば 気づくようになる。 5回ぐらい繰り返す。 |