Sony α7RⅡの中央部 と周辺部 の画質比較 簡単テスト結果    2015/08/21 R1:2015/08/23 R2:2017/03/26

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手持ちのオールドレンズを生かせるかと期待したSony α7でしたが、焦点距離50mm以下のレンズでは周辺画質が全くのNGでした。

2015.07新発売のα7RⅡではどうか、好結果なら買い換えるかのつもりで、手持ちレンズの中のCosina SWH15/F4.5、 ミノルタMロッコール40/F2、 ライカズミクロンM28/F2ASPH により、某販売店店頭で、店員立ち会いの下で極く簡単なテストを行いました。  結果は筆者にはやはりNGで、α7RⅡの購入は当分見送りとしました。

早ければ9月発表年内発売と噂の「ライカQ'(筆者仮称、ライカQのレンズ交換モデル)」の発表を見たあと(:期待はずれでした)、またはα7RⅡにフルサイズの85%(6800 x 4534 pixel)位のクロップ機能でも付いたら再検討しようと思っています。

筆者同様にオールドレンズの活用をお考えの方々のご参考に、テスト結果を公開します。 お役に立てば幸いです。

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Leica M10の中央部と周辺部の画質比較
        簡単テスト結果
                  
2017/03/24

 

左記のとおり、α7、α7RⅡによるライカMレンズでの結果が期待はずれでしたので、ライカM10発売を機に、EVF:ヴィゾフレックスによるR・Mレンズの絞り開放付近でのピントの合わせやすさと手持ちMレンズの写りを、触り的にテストさせていただきました。

まだごくごく簡単なテストだけですが、筆者にとってはどちらもOKとなりました。 

特にMレンズによる写りはさすがにライカ、α7系が足下にも及ばない結果でした。
またライカM Typ240用EVFでは難しかったピント合わせはヴィゾフレックスでようやくα7並となりました。


トータルではレフ機を超えるファインダーを持ち、Rレンズを使うに良好なSLと、どちらを採るか悩みそうです。

ライカM10、SLどちらにもまだいくつか気になる点がありますが、それらについてもテストさせていただき、どちらかを早めに入手できれば と考えています。

オールドレンズの活用をお考えの方々のご参考に、とりあえずのテスト結果を公開します。 お役に立てば幸いです。




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Leica SL + ズミクロンM28F2ASPHレンズ vs
Leica M10 + ズミクロンM28F2ASPHレンズ
の周辺画質比較テスト結果
                  
2017/09/22


SL+ズミクロンM28F2ASPH(11604)の周辺画質は
   M10 >> SL >> Sonyα7RⅡ≒α7 でした。


筆者にとっては、「まあ許容範囲かな」 となりました。
プロダクトマネージャ ステファン・ダニエル氏の「ライカMレンズを使うならライカMが最適で次がSL、その次が他のカメラだ」との言葉どおりでした。


3月のM10の簡単テストから早や半年が経ちました。早めに入手しようと思っていたM10 or SLの追加テスト・入手もなんやかやで延び延びになってしまいました。

2017年5月末のSLファームウェアVer.3.0の電子シャッター強化により、最も気がかりだった微ブレの心配がほとんど無くなったことと、M10+EVF+ハンドグリップよりSLの方がコンパクトなことから、SLにほぼ決定していました。

が、その後netでのSLのティザー広告出現の噂とEVF内蔵の新型TLが発表されるらしい の噂により、現時点では
1)SL、 2)M10+EVF(+HG)、 3)11月発表との噂の(EVF内蔵の)新型TL、 4)Kolari Vision社のセンサー表面ガラスを薄ガラスに交換したα7Ⅱ or α7RⅡ
で揺れているところですが、新型TLの発表を見るまで、あるいは年内は、全ての購入を見送ることにしています。

(下に続く)


追)  この項 2018.07.18. 
結局2018年4月13日LeicaSLが手元にやってきました。その後3ヶ月間、ほとんどが試写と環境整備(:レンズは全て旧型のため)ばかりですが、Mレンズの写りと手振れ補正が無いのはやや残念ですがあらかじめ分かっていたことであり、その他の使い勝手・描写には大満足しています。 他のカメラのことが全くと言っていいほど気にならなくなりました。

期待したEVF内蔵の新型TLすなわちLeicaCLが発表・発売されましたが、そのデザインが期待からかなりずれていたのと、せめてシルバーならと思っても何時のことかわからない、ロシアのメーカーが開発中のMマウントEVFボデーと言うのも何時のことか分からない、分からないのをこれ以上あてにしても時間の無駄と思い、「現時点での自分にとってのベスト」として選択しました。




   
Sony α7RⅡのテスト結果
 

Sony α7 のテスト結果   2015/08/23
 
Leica M10 のテスト結果 
下部に2017/09/14のテスト分を追加    2017/09/22
  Leica SL のテスト結果    2017/09/22
 
手持ち 撮影距離:約40cm(SWH)~約70cm(MR40、M28)
テスト日:2015/08/20

注):
このテストは販売店の混雑した店頭で、手持ち・マニュアル フォーカス、中腰の不安定な体勢、短時間で行っています。
従ってボデーやレンズの画質を評価するには不十分ですが、目的の「中央部と周辺部の画質の差がどの程度か
を推測する」には有効であったと判断しています。


・被写体:A3サイズの自作簡単テストチャート
・ライカMマウントレンズ-NEXアダプタ:レイクオール製、フルサイズ用 に修正済。

・jpeg撮影、下記画像はjpeg画像を編集・リサイズした。
 撮影場所店内部分をAdobe PhotoshopCS2でボカして
 います。
・ボデーの日時未設定のため、Exifデータの撮影日時は実
 撮影日時からズレています。
下の画像をクリックすると、3796 x 2530 pixelの画像が別ウィンドウに表示されます。 実寸表示するには、表示された画像を左クリック下さい。

Silkypix6.1.14 jpeg現像により画像ファイル名変換。
Silkypix6.1.14 jpeg現像による解像度の劣化は見られませんでした。

フリーソフト:jpegリサイズ超簡単!Pro によりリサイズ。



三脚使用 撮影距離:約40cm(SWH)~
約70cm(MR40、M28)
テスト日:2015/08/23








・被写体:A3サイズの自作簡単テストチャート
・ライカMマウントレンズ-NEXアダプタ:レイクオール製、フルサイズ用 に修正済。

・raw+jpeg撮影、
 下記画像はjpeg画像を編集・リサイズしたもの。
・場所:自宅内

下の画像をクリックすると、3796 x 2530 pixelの画像が別ウィンドウに表示されます。 実寸表示するには、表示された画像を左クリック下さい。

Silkypix6.1.14 jpeg現像により画像ファイル名変換。
Silkypix6.1.14 jpeg現像による解像度の劣化は見られませんでした。

フリーソフト:jpegリサイズ超簡単!Pro によりリサイズ。


手持ち 撮影距離:約70cm~約80cm
テスト日:2017/03/04


注):
このテストは販売店の店頭で、手持ち・マニュアルフォーカス、中腰の不安定な体勢、短時間で行っています。
従ってボデーやレンズの画質を評価するには不十分ですが、目的の「中央部と周辺部の画質の差がどの程度かを推測する」には有効であったと判断しています。

最下に記載したズミルックスM35/F1.4ASPHよる撮影時には、
テストチャートとカメラを正対できていなかったようで、中央部の画質が良くありません。レンズのせいではありません。
・被写体:A3サイズの自作簡単テストチャート Ver.2
raw+jpeg撮影、
 下記画像はjpeg画像を編集リサイズしたもの。

・場所:LeicaJapan 阪急梅田店内


下の画像をクリックすると、3796 x 2531 pixelの画像が
別ウィンドウに表示されます。 実寸表示するには、表示
された画像を左クリック下さい。

フリーソフト:Rexifer (rename byEXIF)によりファイル名変換。

フリーソフト:リサイズ超簡単!Proによりリサイズ。





(上から続く)
そのような状況ながら、SLの残る気がかりの1つの、
netの「SLの旧M28F2ASPHの画質はあまり良くないらしい」との情報を確認し、どれが自分にとっての正解かの判断をより的確にするため と
3月にf2解放でしか行わなかったM10+M28F2ASPHのテストを全絞りについて行い、完了しておきたいため、
LeicaJapan阪急店(梅田)で展示M10と展示SL+Mアダプタをお借りし、テストさせていただきました。


LeicaJapan阪急店様には、長時間、大変親切に使わせていただきました。
この場で重ねて厚く御礼申し上げます。



なお同日、SL+ズミクロンTL23mmF2により、TLレンズ使用時のSLのAF精度のテストも行いましたが、撮影距離を長くとりすぎたため、確認できる画像を得られませんでした。

   
↓ SWH15/F4.5

        
解放
f4.5

        
f5.6         
f8
        
f11
        

↓ Mロッコール40/F2

        
解放
f2
       
f2.8
       
f4
       
f5.6        
f8
       

↓ ズミクロンM28/F2ASPH

  
↓ ズミクロンM28/F2ASPH
 α7RⅡ
α7
2015/08/23 自宅 三脚使用
M10
2017/03/04 at LeicaJapan阪急店 手持ち
  SL

解放f2 解放f2     
  
  
α7RⅡ

上の写真と同一

α7
2015/08/23 自宅 三脚使用
上の写真と同一

M10
テスト日:2017/09/14 at LeicaJapan阪急店
一脚+三脚使用 撮影距離:約80cm


・被写体:A3サイズの自作簡単テストチャート Ver.2
・raw+jpeg撮影、
 下記画像はjpeg画像をリサイズしたもの。
・店内の天井照明そのままで撮影しているため、チャートの照明にはムラ(:左側が暗い)がありました。

下の画像をクリックすると、3796 x 2531 pixelの画像が別ウィンドウに表示されます。 実寸表示するには、表示された画像を左クリック下さい。



当ボデーに不慣れで撮影時の露出補正を-1としていました。Silkypix6.1.14のjpeg現像により+0.7補正。
Silkypixのraw現像の解像度は良くありませんが、jpeg現像による解像度低下はほとんどありません。

フリーソフト:Rexifer(rename byEXIF)によりファイル名変換。
フリーソフト:リサイズ超簡単!Proによりリサイズ。

  SL
テスト日:2017/09/14 at LeicaJapan阪急店

一脚+三脚使用 撮影距離:約80cm

・被写体:A3サイズの自作簡単テストチャート Ver.2
・raw+jpeg撮影、
 下記画像はjpeg画像をリサイズしたもの。
・店内の天井照明そのままで撮影しているため、チャートの照明にはムラ(:左側が暗い)がありました。

下の画像をクリックすると、3796 x 2531 pixelの画像が別ウィンドウに表示されます。 実寸表示するには、表示された画像を左クリック下さい。
EXIFの絞り値は実絞り値より1段絞って記録されています。 レンズ:f2-f16、 EXIF:f2.8-f22。

当ボデーに不慣れで撮影時の露出補正を-0.3としていました。Silkypix6.1.14のjpeg現像により+0.7補正。
Silkypixのraw現像の解像度は良くありませんが、jpeg現像による解像度低下はほとんどありません。

フリーソフト:Rexifer(rename byEXIF)によりファイル名変換。
フリーソフト:リサイズ超簡単!Proによりリサイズ。

解放f2 解放f2 解放f2
f2.8 f2.8 f2.8
f4  f4 f4
f5.6 f5.6  f5.6
f8 f8 f8
f11 f11
f16 f16
                                          top
        ↓ズミルックスM35/F1.4ASPH  
  2017/03/26追加
テストチャート:これまで使っていたものの空白部分に、いくつかの画像を追加 (テストチャート Ver.2)  
                          
   
    テスト日:2017/03/09 自宅 三脚使用  
撮影距離:約70cm~約80cm
テスト日:2017/03/04 ライカジャパン阪急店 手持ち
 
   
       解放
f1.4
    f2   
    f2.8   
    f4   
    f5.6   
    f8   
    解放
f1.4
  
    f2   
    f2.8